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フランス式クリスマスの過ごし方

  • フランス語でクリスマスは“Noël(ノエル)”。移民多しといえどもやはりここはキリスト教の国。一年に一度のノエルは、どケチで知られるフランス人もついついお財布の紐が緩む一大イベントとなっています。そんなノエルの過ごし方はやっぱりフランスならでは。日本ともアメリカとも違うフランス式の過ごし方をご紹介します!


  • とにかくデコレーション!

    さすが美の国フランス、フランス人はプレゼントにしてもおうちの飾りつけにしてもデコレーションされているものが大好き!でも日本人のように“きれいに、ていねいに”自分たちでデコレーションするのはちょっと苦手なので、きちんとデコレーションしたものに対しては日本人以上に過剰に喜んでくれます。日本式で包装したプレゼント渡した際に、一度綺麗に解体して「一体どうやったらこんなにきれいに包装できるのかしら」とみんなで研究しだした姿には思わず爆笑。そんなデコレーション大好きなお国柄ですので、もちろんノエルが近づくと町中イルミネーションに包まれ、おうちの中にもたくさんのデコレーションが施されます。

    ちなみに我が家のデコレーションはこんな感じ。すべて道端で拾ってきた葉っぱや松ぼっくりで作ったオブジェ。そしてアドベントカレンダーを飾っています。毎日一個ずつめくってチョコレートをぱくっと食べるのが楽しいんですよね♪また、本物のツリーを買ってきて飾るファミリーの方が多く、ノエル終了後にはゴミ捨て場にツリーの残骸が山のように積まれている光景が見られます。

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    マルシェ・ドゥ・ノエル

    英語だと“クリスマスマーケット”となりますが、これはノエルのおよそ一か月前から毎日開催されているスペシャル市場のこと。ノエルのデコレーションや食べ物はもちろんのこと、屋台や下の写真のような移動遊園地、ロシアン雑貨にアフリカン雑貨などなど、とにかくタイプを問わずに様々なものが売られる大規模な市場となっています。

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    特におすすめなのが「ホットワイン!」ワイン2杯程度にあたる血中アルコール濃度0.5mg/lまでなら車も運転できちゃう国。そう、それほど生活の中でワインが欠かせないお国柄なのです。そんなワインのマルシェ・ドゥ・ノエルならではの楽しみ方がこの「ホットワイン」。その名のとおり温めたワインに柑橘系の果物やシナモンなどが加えられた飲み物となっており、さむーい夜のマルシェ・ドゥ・ノエルでも体をポカポカにしてくれる優れもの。はちみつも入っているので、一日の寒暖の差が激しいこの時期の風邪予防にも抜群の飲み物です。

    ノエル=バカンス(休暇)!なフランス人

    年がら年中、長期休暇“バカンス”について話し合っているほどバカンスLOVEな国おふらんす。クリスマスから新年までバカンスをとる人が多いのも当然です。でも海外に行ったり遠方に行ったりと“遊び”色の強い夏のバカンスに比べて、ノエルのバカンスは“里帰り”色が強いものとなっています。そう、フランスのノエルは「家族みんなで過ごす一大イベント」なのです。

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    しかもこの「家族みんなで」の「みんな」は両親+夫婦+子供の三世代などではなく、祖父母、両親、兄弟、いとこ、叔父叔母と集まれるだけ集まっての「みんな」!まさに親戚一同勢ぞろいで迎えるイベントとなっています。フランスにいると「一族としてのつながりが強いなぁ」と感じることが多いですが、それもそのはず。最低一年に一回親戚たちと会ってみんなでノエルの準備をするんですから、絆も強くなりますよね。

    プレゼントは全員に!

    クリスマスといえばプレゼント!と日本でも子供たちが指折り25日の朝を待っていますよね。もちろんフランスの子供たちもそうですが、ここでは指折りその日を待っているのは子供たちだけではありません。この国では何歳になろうが、プレゼントがもらえるのです!

    大人になってもプレゼントがもらえるなんて、一見うれしいシチュエーションのように感じますよね。でも、前述したようにこちらでは親戚勢揃いでノエルを祝うのが当たり前。全員分のプレゼントを選んで購入する必要もあるので、もらえるのはうれしい反面プレゼント選びに頭を悩ませる人々も多いですよ。

    食卓に並ぶのはシーフード!

    もちろんノエルの定番七面鳥も食卓に上がりますが、意外なのがシーフードがたくさん食卓に並ぶこと!ノエルから新年にかけてびっくりするほど海鮮物が街に並び、特に人気なのが牡蠣とムール貝、そしてカニ!どちらも箱でキロ買いするのが当然で、多くの人が大量の箱を抱えて購入していきます。

    牡蠣はなんと、日本のように生でつるっと食べるのが主流!レモン汁、あるいは牡蠣用ソースを落として食べる人が多いですが、これが美味なんです。箱買いしていてもみんなでペロッと食べあげちゃうおいしさとなっています。

    プレゼントがあるのはツリーの下!

    日本だとサンタクロースがプレゼントを置いていくのは枕元ですよね?フランスではプレゼントがあるのはツリーの下!子供たちは25日の朝起きるとすぐさま、ツリーの下へと走ってやってきて歓喜の声をあげます。両親や親せきからのプレゼントは24日やそれ以前にツリーの下に置かれてデコレーションの一部となっていることもありますが、すべてのプレゼントを開けることができるのは25日の朝となっています。パパ・ノエル(フランス語でサンタクロースのこと)からのプレゼントと、家族みんなからのプレゼントに包まれる朝がフランス式クリスマスの過ごし方です♪

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    いかがでしたか?シーフードがクリスマスメニューだったり、親戚一同勢ぞろいが当たり前だったりと日本とはちょっと違うフランスのクリスマス事情。良いところもあれば、ちょっとめんどくさいと思う点もありなフランス式クリスマスでした!

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