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コンビニでバイトの貧乏ミュージシャン時代を思い出すアジカンの曲「君という花」

  • デパートのCD屋さんに行くと、お目当てのCDはあった。アジアンカンフージェネレーションというバンドの曲という事は知っていたので試聴機に一直線。とりあえずアルバムの中の一曲のようだったので、最初の曲から聴いてみることにした。


  • この曲をきっかけにアジカンを知った

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    当時、コンビニで働いていた僕は、ファミポートという機械で頻繁に流れてくる曲が気になっていた。信じられないくらいキャッチーなフレーズ、何にも似ていない曲、力強いボーカル。どれをとっても魅力的だったからだ。何度も聴いているうちにどんなバンドなのか気になってきた。仕事が終わって、デパートのCD屋さんに試聴しに行ってみることにした。

    衝撃的な出会い!君繋ファイブエム

    デパートのCD屋さんに行くと、お目当てのCDはあった。アジアンカンフージェネレーションというバンドの曲という事は知っていたので試聴機に一直線。とりあえずアルバムの中の一曲のようだったので、最初の曲から聴いてみることにした。1曲、2曲聴いていくうちに、このアルバムの全部の曲がいいということに気がついた。君という花に関しては、サビがキャッチーだけどAメロは想像していたものとは違うという印象。

    普段は1発でCDを気に入るような人間ではない

    今まで色んなアーティストのCDを試聴する機会はたくさんあったけど、そのほとんどは購入には至らなかった。曲の本当の良さというのは、何回も聴くことによってわかるものだ。いつもの流れはこうだ。最初はシングルの曲が好きでアルバムを買ったり借りたりする。シングルはキャッチーだけど飽きやすいので他の曲をしっかり聴くようになる。何度も聴いているうちに癖になって名曲だと気付く。最初は、君という花を聴きたかっただけだったのだが、アルバムの中に他にもたくさんいい曲があると知った。一回聴いて買いたいと思ったのはこのアルバムが久しぶりだった。「君という花」はシングルもでているが、買うならアルバムで買おうと思った。

    1日じっくり考えてレンタルではなく購入

    全く聴いた事がなかったアジアンカンフージェネレーションのCDは、買う事にした。この当時はまだマイナーなバンドだったので、レンタルされる事はないと思ったのと、どうしても家で何回も聴きたくなったからだ。お金もあんまりない貧乏時代だったので、1日本気で考えた。たった3000円のCDだが、当時の僕にとっては簡単に買えるものではなかった。コンビニでバイトの貧乏ミュージシャンだったので、3000円あればピックや弦がたくさん買えると考えると少し迷った。結果、買ってよかったと思えた。

    今ではすっかり有名!アジアンカンフージェネレーション

    色々調べてみたら、君繋ファイブエムの前にもアルバムを出していたようだ。当時、コンビニの先輩に「アジアンカンフージェネレーションという面白いバンドがいるんですよ。」と話した所、知っていたようで、昔のCDを貸してくれた。正直、昔のはまだ荒削りで君繋ファイブエムの方が圧倒的にいいと個人的には思った。君繋ファイブエムが特別なのかと思ったが、その後出たソルファもメチャクチャ格好良かった。アジアンカンフージェネレーションを知るきっかけとなった「君という花」という曲。今聴いても当時の事を思い出す。寒い路上で眠い目をこすりながらギター片手に歌ったこと、カフェでライブをした事、イベントに参加したこと。当時はライブハウスでやるというよりも、アコースティックだった事もあり、カフェやバーのような場所でお店主催のイベントに参加させてもらうような事が多かった。時には相方に車に乗せて行ってもらって少し遠くのイベントまで行ってみたり、あの頃にしか出来ないような事をたくさんした。そういう大切な思い出を思い出すスイッチになっていると思った。貧乏ミュージシャン時代を振り返りたい時「君という花」を聴こうと思う。

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