Thumb bltimage01 300x188

ditors. が大切にしている7つの設計思想

  • ditors. [ディターズ] を開発する上で大切にしている7つの設計思想です。これは、サービスを利用する全てのユーザーにとっての投稿ガイドラインでもあります。


  • 最良のキュレーションは、書き手の "実体験" に基づいたもの

    ditors. は「書き手の "実体験" に基づいたキュレーション情報」を自由に投稿できるメディア・プラットフォームサービスという思想で設計されました。お薦めの本についてキュレーション記事を書きたければ、そのコンテンツはあなたの自宅の本棚の中から選ばれることになるでしょう。グルメや地域情報であれば、書き手が実際に訪問した店の中から、アートやカルチャーに関する記事であれば、情熱を注げる対象として専門的な知識を持っていることが重要です。実体験に基づいたキュレーション情報は、読み手にとって最良のアドバイスとなり、インターネットでの個人の情報発信の文化が、より洗練されていく時代に入ることを意味します。

    Shutterstock 270947024

    「あなたが誰であるか」は、とても重要です

    この文章を書いているのは、ditors. の企画・開発を行っているプロダクトの責任者です。日本ではこれまでに、沢山のバイラルメディア、特化型キュレーションメディア等が話題になりました。しかしながら、誰が、あるいは「どのような人が」書いたか分からない編集された記事が、本当に価値のあるキュレーション情報といえるのでしょうか。ditors. は原則として実名制を推奨しており、実名でない活動名等である場合でも、投稿者のプロフィール欄は詳細である必要があります。

    書店に並ぶカルチャー誌などの雑誌を観察していると、その多くがキュレーション情報の集まりに過ぎないことが分かります。雑誌では専門分野ごとのライターで構成された編集部があり、入念な調査・取材と、人の五感を刺激する写真、文章を綴り、読者を惹きつけます。ditors. は、いわばユーザー全員が自分の体験、専門分野のキュレーション情報を持ち寄った、インターネット上の巨大なマガジンになるとも言えます。

    誰もが編集者になれることを支援したい

    プロの作家や編集者は、限られた原稿用紙と締め切りのなかで、自分たちの表現力の限界にチャレンジしています。助長な表現をギリギリまで削り、パラグラフを並び替えたり、すべては読み手にメッセージを伝えるために。ditors. は、そのサービス名(造語)の由来にもあるように、誰もが編集者「editor」になれることを設計思想の一つとしています。

    ditors. の編集画面は必要最低限の機能を持ち、限りなくシンプルに、そして使いやすいユーザーインターフェースを実現するために日々改良を重ねています。あらかじめ見出しを作成しておき、そのあと段落内のパラグラフに肉付けをしていくような編集プロセスができます。アイデアを下書きに保存しておいて、公開するタイミングを自由に決めることができます。ditors. の編集画面は最先端のサーバーサイドテクノロジを採用しており、全てのフォームは自動的にサーバーと同期し、保存されています。

    キュレーションは、個人のアイデンティティの表現である

    「2015年で読んでよかった小説を、5冊ピックアップしよう」「中目黒に住んで2年、友人にも薦めたいお店をキュレーション記事にしよう」─ そんな記事を書こうと思った時それはあなたがどういう人物であるかを示す、つまりアイデンティティの表現行動でもあります。ditors. の開発チームは、多くのブロガーは純粋なキュレーターでもあり、それ以前に表現者であるという事実を大切にしています。ditors. は、映画のレコメンドや、仕事に関するコラム等、キュレーションの形態を用いてブログのように使うことができます。個人的な事柄であれ、あなたの知っていることや体験したことは、他の人の役に立つかもしれないのです。

    制約は、クリエイティビティを高める

    与えられた短い時間は私たちに集中力を、空間の束縛は私たちに潜在意識への解放を与えてくれます。"無数の選択肢の中から、取捨選択する" というキュレーションの行為は、本来であれば、難しさを伴うものです。

    ditors. (beta版) は、2015年12月15日現在、投稿できる情報コンテンツの数を「7つまで」に制限しています。「あなたの経験や知識、個人的な事柄に関連すること」の中から、「7つ」までを記事として公開できる ─ 7つを何にしようかと考え始めた時点で、あなたの頭のなかでは制約によるクリエイティビティの誘発が始まっているでしょう。

    世界を小さくする ─ キュレーションは翻訳と相性抜群です

    ditors. は日本発のメディア・プラットフォームですが、世界各国で使われることを目指して開発が進められています。メディアのグローバル化で最も重要かつ課題であるポイントは、言語の壁です。ditors. はまもなく、ユーザー参加型の記事の翻訳機能を提供します。

    キュレーションメディアでは、グルメやローカルスポットの紹介など実生活に役立つ情報、本の書評、ガジェットの紹介、私たちを感動させてくれる写真や動画コンテンツの紹介などが多くを占めています。あなたがバイリンガルや外国語の専門家でなくても、英語・スペイン語・中国語・韓国語などで投稿されたキュレーション記事に共感できた場合、キャプション(1文)単位で日本語などに翻訳することを、大いに歓迎します。

    ditors. の全てのユーザーは、公開した記事がほかの外国語に翻訳されることに同意する必要があります。キュレーション記事を構成するものは「情報」が主体であり、多くの記事の翻訳に対する敷居は、エッセイ、ニュース、ジャーナリズムとは異なり、一般ユーザーでも翻訳に積極的に参加することができるでしょう。翻訳者は、contributor(貢献者)として掲載され、インセンティブ制度による広告収益の一部の還元対象になります。

    創作者、表現者に対する敬意を尊重する

    「キュレーションメディア」を語る上で、避けられがちである重要な事実として、他者に帰属している著作権の無断使用・乱用があります。ditors. では、著作者に対して直接または間接的に権利を侵害している記事は、ガイドライン違反として削除対象となります。

    ditors. では、実名制または活動名等の書き手が誰であるかをフォーカスしているため、これらの権利侵害についてのリスクを自然と減らすことができます。そして、著作者保護のための「権利侵害検索」という機能をサポートしています。これは、あなたが所有しているドメイン名やURLを入力すると、どのような記事で引用されているかを確認できるものです。あなたの表現が他者によって多用されていたり、引用の範囲を超えたような構成の記事がある場合、フォームよりお問い合わせ頂くことで運営チームが早急にガイドラインチェックを実施いたします。

    創作者、表現者に対する経緯を最大限に尊重し、キュレーションという情報の再編集によって、付加価値が作られていくという本質を大切にする設計思想の一つです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

12 People have liked this article.