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【拝啓 太郎さん】わたしも好きなことで生きることにしました

  • 今回は、わたしが人生のドン底を這っていた頃に刺さった「芸術家・岡本太郎氏の言葉」をシェアするとともに、そこからどのような心理的&社会的プロセスを経て「好きなことで生きられるようになったのか」を公開します。働き方や生き方を模索している方の、ささやかな一助になれれば幸いです。


  • CMから飛び込んできた岡本太郎氏の言葉

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    本当に自分のやりたい仕事をしている人って、 ほとんど今の社会にはいないわけですよ。 安全にやること、人の目を気にして無難に生きていくことが、 今の人生をむなしくしている。 人の目を気にしないで生身で生きていたときのほうが、 どのくらい人間的に生きていたのか。 「芸術と人生」(1982年7月4日 沖縄県 那覇市労働福祉会館にて講演)

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    CMでこのような言葉を目にし、そこからわたしは混乱しました。ただしくは、初期化されて再起動をかけられたコンピューターのように、回路にいろいろなものがドッと押し寄せ、その処理に思考と感情が奔走していたのです。まさに、やりたいことではなく、やれることを無難にこなしながら生きていたわたし。やれることが年々減っていくわたし。むなしさに押しつぶされそうだったわたし。そんなわたしに刺さった言葉は、わたしに「生身で生きたい!」と切望させたのです。

    生身で生きるとは、好きなことで生きること

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    YouTubeのキャッチフレーズには、「好きなことで、生きていく」というのがあります。わたしの中では、岡本太郎氏の言葉とこのキャッチフレーズが、ドン底で絶妙にスパークしました。それまでは、「好きなことで生きられるのは、一部のお金持ちか才能にあふれた人すなわち、恵まれた人たちだけだ」と自分にいい聞かせていたからです。

    ですが、生身、つまり誰のためでもない「ありのまま」の自分で生きること、たとえ笑われたとしても、やりたいことに情熱を注ぐこと、それなら自分にもできるのではないか、むしろそんなふうに生きることに憧れながら、勇気がなかっただけなのではないか、そう感じ始めたのです。

    好きなこと探しのヒントは幼き頃にあり

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    好きなことって、大人ほど見つけにくいのではないでしょうか。なぜなら、ほとんどの人が、好きなことのために時間を割けていないからです。わたしが自分にとっての「好きなこと」を探すときに試みたのは、「自分年表の逆戻し」です。現在の自分からどんどんさかのぼって、「その頃」夢中になっていたことを探しました。すると、いつの頃も夢中だったことには共通項があったのですが、その兆しは、小学低学年の頃に芽生えていたことがわかったのです。

    好きなことで報酬を得る

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    自分の好きなことが、「書きごと」だと核心したわたし。振り返れば、いつも何かをどんなふうにか書いてきていたのでした。ですがだからといって、書くことで生きられるだけの才能や知識、芸術性などが自分にあるとは思えなかったのです。それでも、太郎さんの言葉に後押しされていたわたしは、書くことで収入を得られる方法を模索しました。そうしてクラウドソーシングという世界に出会ったのです。

    もうここからは、自分の意志や意識を超えて、見えざる働きや内なる声に導かれるままでした。クラウドライターとして登録してから1ヵ月後、生まれて初めてわたしが挑んだ書きごとは「2000文字で1000円」という、ライフスタイルの提案記事でした。なんとこれを完成させるまでに、24時間かかったのです。資料に目を通しながら、エディター機能と悪戦苦闘しながら、半徹夜での執筆でした。

    好きなことに人生をかける

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    クラウドライターとしてわたしが得た初月収は、約7,000円。小学生のお年玉ぐらいでしょうか。そしてこの月収を得るのに費やした時間はというと…。当時、本業があったため帰宅後や休みの日のすべての時間を書きごとにあてましたので、200時間ほどではないでしょうか。時給で見れば、35円。それでも、生身の人間的な充実感に満たされていたのです。

    好きなことで日々を染める

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    好きなことで得られる収入を、なんとか地域の最低賃金並みにしようと奮闘したわたし。それは経済的な必要性もありますが、それよりも「好きなことでも、ちゃんと好きじゃないことを凌駕できるんだ!」ということをプライドとしてもちたかったからです。そうして数ヵ月は「好きなことと好きじゃないことで拮抗する暮らし」を営みました。そこからさらに数ヵ月かけて少しずつ好きなことで日々を染め、ようやく好きなこと色の毎日が送れるようになったのです。

    好きなことで生きることこそが生きる理由なのだ

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    きっと誰にでも、好きなことで生きるための起動スイッチが埋め込まれているのです。なぜなら、純粋な動機に優るものなし、やはり「生身で人間らしく生きる」ために人生があるからではないでしょうか。それでは最後に、ここまで読んでくださったあなたへ太郎さんの言葉をお贈りします。もしかすると起動スイッチ、押されちゃうかもしれませんが。

    人間は、この道に進もうか、 この道に進もうか、 いつでも分かれ道にいる。 昨日はどうだったかとか、 明日がどうなるかなんてことは、 考えちゃだめなんだ。 その瞬間に、燃え上がらなければいけない。 「芸術と人生」(1982年7月4日 沖縄県 那覇市労働福祉会館にて講演)

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